2011/07/18

救いの神現る

HabaranaからPolonnaruwaを回り
今日は8時には家に着きたいな~と、
話していた矢先・・・・

突然”プンプン プン”と言う音と共に車が止まった!!

運転していたアミーラが青い顔(顔色はわからないけど)

何???

それでも再度トライ・・・ん~かかった! プンプン プン・・・ ダメ(::)

主人はアキラメズ 運転を代わって再度トライ・・・ん~かかった! プンプン プン・・・ ダメ
車は、この4月に乗り始めたばかりのレンタカー
去年1年間使ったレンタカーは13年物で、
それよりもズット新しい物を選んだつもりなのに

ここから自宅までは、まだ3時間くらいは走る場所 んんんーー最悪な事態

時間は夕方5時 あと1時間くらいで暗くなる
主人は、丁度、止まった道の奥にある誰のものかもわからないようなトイレをさして
明るい内に入っておくといいよ♪ 
何て言うので、これは今夜は車の中でお泊りかな?覚悟しはじめて

それでも主人はアキラメズ、エンジンをかけて走るが・・・ダメ!

とにかく安全な所に車を移動しないと
アミーラと車を押し始めたら
スッと私の横で車を押し始めてくれるおじさんが・・・

エ?! 手伝ってくれるの?ありがとうございます

とにかく少し大き目の個人のお宅の門の横まで押したら、
おじさんが、
「奥さん、大丈夫。この辺の人はいい人だから
 この先に修理工場があるから行ってみようね」
と、アミーラを連れて歩きだした。

主人と真っ暗になった道で、相当なスピードで
かっとばしてくる車に追突されないかな?
何て心配していたら、おじさんも同じことを思ったらしく、
アミーラと戻って来て
「もう少し先までおしましょう」とのこと

ありがとうございます

押して行った先は、個人のお宅の玄関先
どうやら、ご自宅で家具を作っているお宅らしい

ご主人、奥さん、お嬢さんと僕が2人
アッと言う間に出てきて
何やらさっきのおじさんと話していたかと思うと

「つい1週間前、大統領のセキュレタリーの車も
故障して家に止めて修理した
その車を修理した人を呼んであげる」なんて言ってくれて

しばらくするとバイクに乗ったおじさんが現れて
ボンネットの中を見始めた

家具屋さんのご主人は、その人に何か言われて
バイクでどこかに走っていくと
ポケットマネーでバッテリー用の水を買ってきてくれた

そして、自宅から照明を持ってきて照らしてくれて

その間に、珍しい外国人に興味津津のお嬢さんたちは、
勉強している英語の教科書を持ってきて、
一生懸命、私に英語で話しかけてくれて

マーそれが、とってもきれいな教科書で
スリランカでもこんないい教科書で勉強してるんだなー
何て感心したりして

そうこうしている内にあっという間に夜の9時
どうしても治らないと言うことになり
結局、この家具屋さんのご厚意で車を預けることに

その上、家具屋さんのおじさんは、自分の友人に
電話して私たちを家まで送ってくれるよう
手配までしてくれた

家具屋さんのおじさん曰く
昔から知っている信頼できる人だから大丈夫だよ・・・とのことで

待っているとワゴンが来た
聞くと、普段は、有名なバンド専用の移動車をしているのだけど、
スリランカ中の仕事を回って、今朝、自宅に着いたと言う

エアコン付きのきれいなワゴンだった  家に帰れる  ありがたい!!
最初に車を押してくれたおじさんは、
私たちがワゴンで帰るということに
なったのを見届けて
「マー、出来る精一杯のことをさせてもらったよ」
と、言って帰っていった

お名前も聞かなかった… 本当にありがとうございました

ワゴンの運転手さんは、カットばしてカットばして、
夜の11時半、無事に家に到着  疲れた~(++)

でも、何とありがたかったことか
色んな人にお世話になった

結局、故障の原因は、ガソリンの中に水が入っていたことだとわかった
スリランカの地方のガソリンスタンドに供給されたガソリンに
どうやら水が混入されていたらしく、家の車も含め200台以上が
被害にあったらしいと、後で聞かされた。
(確かに、今回、1回小さなガソリンスタンドで給油した)

何はともあれ、見ず知らずの私たちを救ってくださったおじさんや
家具屋さんのご家族、修理に飛んで来てくれたおじさん
ワゴンの運転手さん
村のみなさん
本当に本当にありがとうございました  アンマ

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